カテゴリー別アーカイブ: 流通記事

セブン&アイが大リストラ コンビニ閉鎖・移転1千店

長崎です。

3000人の大規模リストラと後ろ向きな記事が発表されましたが、

これは規模を追い求めてきた小売業が大きな転換期を迎えるにあたり、

質を求める経営体制に変化しようとしているのが見られます。

AS20191010002976_commL

セブン&アイが大リストラ コンビニ閉鎖・移転1千店:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASMBB56QQMBBULFA01C.html

 

コンビニ業界も頭打ちと言いますが、

約3,300億円(全体4,250億)の営業利益8割をコンビニ事業で叩き出しています。

業界トップがこれからの人手不足に伴う人件費の高騰に、

先手を打って対応している。

ファミリーマートとローソンはこれからどう立ち向かっていくのでしょうか。

 

朝日新聞デジタル2019年10月10日より

FOREVER21が破産

長崎です。
ユニクロが増収増益過去最高計画と言う記事に対し、
ファストファッション大手FOREVER21が破産し日本国内14店舗を10月末で閉鎖と言うショッキングな記事が発表された。

フォーエバー21、10月末で日本撤退:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50175980V20C19A9EAF000/
ネット通販の台頭で集客力が低下し、経営悪化したと言うFOREVER21に対し、ユニクロの業績が好調な理由は一体何なのだろうか。
安さやデザインを売りにしている他のファストファッションは、
競合他社や店舗を構えなくて済むインターネット業界に侵食されてしまった。
以前ZOZOTOWNがゾゾスーツを発表した際、
ユニクロの柳井会長兼社長は、
「あれは単なるおもちゃだ」と一言言い放った。
実際ゾゾスーツは測定する人が少なく、送られてくる商品も不満の声が多かった。私もユニクロをたくさん持っているが、
機能性で質が良くアンダーウェアーとして他のものを買おうという気は起きない。

ユニクロでしか満たされない価値、
これこそが不振なアパレル業界の中でも生き残っている全てでないだろうか。

コナカがサマンサタバサを買収

長崎です。
紳士服のコナカがあのサマンサタバサを買収しました。

safe_image
低迷している紳士服業界の中で、
サマンサのブランドとデザインを使いレディースのスーツを強化する狙いもありますが、
他の紳士服外車より出遅れた作業対価を図ろうとしているようです。
青山商事はダイソー、焼肉キング、セカンドストリート、リーバイス、クレジットカード事業など
AOKIは快活クラブ、コートダジュール、結婚式場等を運営している。
コナカも、かつやなどのフランチャイズにもなっているがこのサマンサタバサを事業再生し、
もう一つの柱に事業リスクの分散化を図りたいというのが狙いのようです。
PRESIDENT Onlineより

生産性の向上②

セブンイレブンの古屋社長が退任し永松新社長に人事を固めました。(日経新聞より)

D3WoqtlUYAAeVzO

FCオーナーが本部だけ利益を独占し現場は疲弊していると話していました。

 

これからはお客だけでなく、フランチャイズもお客の立場として、利益を生産性向上のためにつぎ込んでいくかの姿勢が問われています。

生産性の向上

新元号も発表される今日、日経新聞の一面で「ローソン全店セルフレジ」という記事があった。

背景には生産労働人口不足から来る人件費の高騰があるのですが、
今デフレ下の日本で賃金が上がっていくという奇跡が起きようとしているのではないでしょうか。
このままであればコンビニの24時間問題のように営業ができなくなってしまいます。
それは消費者の私たちも困る事なので、このセルフレジの取り組みは非常に良い試みだと思います。
企業が生き残っていくには、「生産性向上」の為に資本を投入していかないといけませんね。
日本もこの奇跡を利用してデフレを脱却しましょう!!